「サバニ」 ご存じでしょうか?
沖縄の伝統的な 帆かけ漁船の事で、
サバ=サメ ニ=船 それでサバニと言います。
戦後 この文化が途絶えかけていたところ、沖縄サミットでの レースをきっかけに 海人の心に火がついた かのごとく 沖縄各地で このレースが盛り上がりを見せています。
何故か 私も友人の繋がりと、チーム「綾風」(あやかじ)のキャプテンの計らいで、このレースに参加させて頂きました。本来はあり得ない事のようです。
2時間の練習後、私たちの船は7人が乗りこみ 先頭の艇長の指示のもと ピッチよりもタイミングで漕ぐ事、スピードに乗ったらウェークの先で蹴る様に漕ぐ、チン(転覆)しないようにバランスに気をつける。
この事を特に気をつけながら とにかく必死で漕ぎ あっという間の2時間でしたが、結果はなんと 16艇中2位。屈強の仲間のおかげです。
フウ(帆)の技術はまさにヨットレース、それにハーリーの漕ぎが合体した、とても奥深いもので、こんなレースに参加できて まさに貴重な1日となりました。
その後 総監督のお宅での打ち上げ&反省会。庭で採れた ドラゴンフルーツ、へちま、ししとう、シカクマメ他 名前のわからない野菜を たっぷり頂き、秘密の県民ショーでやっていた 「オリオンビールを飲んだ空き缶で泡盛を飲む」というのは本当でした。
キャプテンの案内で「東大」という焼きテビチ(豚足)の店を案内していただいたり。
豚足の苦手な人でも、周りのカリカリだけでも涙ものです。
モンパノキで作った ゴーグルの原型「ミーカガン」を作っている方に出会ったり。 ミー=目 カガン=鏡
「浜辺の茶屋」の社長宅に伺ったりと 密度の濃い沖縄となりました。
お会いした方 皆さんが 沖縄を愛し 文化に誇りを持ち それを残したいと思い その上での発展 交流に尽力されておられました。
私は 沖縄については 何の予備知識も無かったのに いろんな事を教わるうちに、沖縄が凄く身近になったかのごとく 思いこんでしまいました、おゆるしを。
マイ「ウェーク」(オール)を掲げてみました。
0 件のコメント:
コメントを投稿